2010年12月13日月曜日

回り道とは思わない

先日教え子が勤務先を尋ねてきました。学校時代ほとんど登校出来なかった彼。将来、男性の保育士になりたい。学校時代を振り返って、「少し回り道をした・・」と一般の人は言うかもしれないけれど、回り道をしたからこそ、これから出会うであろう子どもたちの気持ちが分かるはず。今こうして自分の道を歩み始めることができるのも、学校を休んだから・・決して回り道とは思わない。そう語ってくれました。彼のお母さんも何度か例会に参加されたことがあります。「信じて待つ」・・焦らないで変わるまで待つ。何の変化もないように見えて、子どもはエネルギーを溜め込んでいる。本当にそうなんだなあ・・と、思えました。
すっかり凛々しくなった彼の姿を前に、少し目頭が熱くなりました。頑張れよ!

2010年12月4日土曜日

12月例会

 8周年&100回例会記念講演会から、もう一ヶ月が過ぎよとしています。新たな出発とも言えます101回目の例会は、いつもの通り、今月第三土曜日(18日)午後1時半〜 「金沢市教育プラザ富樫(☎076-243-1054)」にて開催します。
 会がスタートした頃、あるお父さんが次のように語られました。『この会は、聴いているだけで、話すだけで、聴いてもらうだけで 心が晴れる』。これまでどれだけ悩み抜いてこられたでしょうか! 私たちの会は、同じ悩みを持つもの同士の、共感の場です。一人じゃない・・誰にも打ち明けられない悩みを聴いてもらう・・そのことがどれだけ心の支えになるでしょうか! 私たちの会はそんな場所です。だからと言ってお話を強制するものではありません。口にするだけでもエネルギーが要ります。お名前も勿論明らかにする必要はありません。会として大切にしていること・・それは、宗教・政治・営利目的に絡む参加は硬くお断りすることと、互いのプライバシーを守り合う・・それだけです。
 おひとりで悩まないで、ぜひお越し下さい。

2010年11月28日日曜日

親と子のリレーションシップほくりく

11月13日(土)、石川&富山より7つの団体が集い、第6回準備会を開催しました。この日の準備会までに賛同のお返事をいただいたのが12団体。今冬の理事会まで正式参加は見送り・・という一団体も含めると、全部で13に上る団体が関心を示してくださっていることになります。この会で、これまで仮称だった連合体の名称を「親と子のリレーションシップほくりく」と決定。来年6月11日もしくは18日の土曜日。まずは発足記念ともなる集いを石川で開催することになりました。その日まで、何度も準備を重ね、互いを知り合うこととし、まずは、1月22日、金沢駅に近い石川県女性センターにて6月の発足会に向けての準備会を開催することにしました。このHPを読まれた方で、参加の意思をお持ちの団体がありましたら、是非参加戴きたいと思います。

“非行の子「必ず戻る」”・・8周年&100回例会

8周年と100回例会を兼ねた記念講演会は、11月20日(土)、40人の参加者とともに終了しました。お忙しい中、東京よりお越しいただき、お話くださった長谷川先生、後援してくださった金沢市教育委員会と内灘町教育委員会、讀賣・北陸中日、朝日,北國、NHK金沢放送局等、マスコミ関係の皆さん、そして当日参加してくださった皆さん・・心より感謝申し上げます。講演と質疑(併せて2時間)の後、1時間半の例会を持ちました。その際戴いた感想には、次のように書かれていました(一部)。
・どうしたら良いのか、何が悪かったのか・・と、とかく深刻になりやすい親子の問題です。しかし今日の長谷川先生の講演を聴かせていただいて楽になりました。親子のコミュニケーション一つとっても方法はたくさんある。そしてすぐに変わるとは限らないが、「変えようとせず変わるのを待つ」時間が必要なんだなと、改めて思いました。でも待つ時間も豊かになる、いろんな人とつながるので大切にしていきたいなと思いました。
・子育てに悩んでいる自分に、“貴女は悪くない”と言われて救われた経験があり、涙が止まらなかったです。自分の今、現在進行形なので勉強になりました。
・親は子に頼ること! そして『ありがとう』と伝えること・・そうすると、子どもは前進するというお話は、とても共感出来ました。わが家も今、そんな状況になってきました。
   ・・・・・・・・・
翌朝の読売新聞は、大きな見出しで“非行の子「必ず戻る」”と報告してくださっていました。どんな状況になろうとわが子と向き合おうとされている参加者からの発言や長谷川先生のお話に、誰もが勇気づけられたことと思います。
12月18日は、101回目の例会です。これからも第三土曜日の午後(1時半〜)、教育プラザ富樫には、心の軽くなる場所がある・・「みちくさの会」を続けていきたい・・そう思います。

2010年10月22日金曜日

改めて感じた会の意味

 先週末の例会は、記念講演会を前にした99回目。この日、娘さんの「荒れた」状況に悩むあるお母さんが初めて参加されました。頬を伝う涙をハンカチで拭い続けるお母さんに、「私も子どものことで悩んだので辛さがよく分かるよ。辛いよね!」の声。ふたたび、溢れる涙。「返ってくる言葉は、今は汚くとも、必ず子どもの心には届いています。」「(子どもの思いとは矛盾する親の思いを伝えると)“親を裏切りたくないしなあ”という言葉を返すようになった息子。通過した分だけお互いが強くなれます。」・・体験者からの話が、続きました。この会に足を運ぶだけでも勇気が要ったはずです。東京の“あめあがりの会”を通して知った“みちくさ”だったそうですが、この日の一歩が、娘さんが元気を取り戻す最初の一歩のようにも感じました。
 「来月の記念講演会には、お父さんと一緒に参加します・・今日は来て良かった!」残してくださった言葉は、本当に嬉しいものでした。みちくさの会を続けてきて良かった!

 来月はいよいよ記念講演。会場は金沢市内中心部の石川県教育会館。東京からわざわざおこしいただく車椅子のカウンセラー:長谷川先生のお話は、ご自身の体験をもとにされた説得力のあるものです。是非参加してください。

2010年10月5日火曜日

8周年記念講演会

   11月20日(土)午後1時から8周年記念講演会
 11月20日の例会がちょうど100回目ということになり,8周年記念講演会と兼ねて東京の心理分析士:長谷川泰三先生にお話しいただくことになりました。昨日、金沢市教育委員会より正式に「後援」の認可が下りたことも知らせていただき、急いでチラシの印刷を進め始めまています。手づくりの作品ですが、必要とされている一人でも多くの皆さんの目に触れるよう,今週末から、早速、配布&掲示を進めようと思っています。
 今回の会場は、これまでの「教育プラザ富樫」ではなく「石川県教育会館:第一会議室」となります。この部屋は、私たちの会のまさにスタートとも言うべき「あめあがりの会公開学習会inいしかわ」と銘打った集いの会場ともなった部屋です。あの日は、前半、能重先生のコーディネートで親の立場,保護司などの皆さんに語っていただき、その後、三つの分散会も持ちました。本当に辛いだろうと思われる状況の中でも,しっかり子どもさんを受け止めておいでるお母さんのお話や,その日、涙ぐむばかりだったお母さんが、そののち、みちくさの会への参加を通して元気になられていったことなど、懐かしく思い出されます。今一度原点に立ち返るという意味でも、良い場所になったと思っています。
 演題は『思春期の意味』! 中学時代荒れに荒れたとおっしゃる長谷川先生だからこそ,お話の一言一言に納得できるものを感じました(6月の講演会にて)。今回は2時間に渡ってじっくりお聞きできます。ぜひ、お越し下さい。

  親と子のリレーションシップほくりく(仮称)
 先月の準備会(第5回)にて
  ・呼びかけ文の準備を進め、北陸3県でお届け出来る各団体へお誘いの文
  章を(可能な限り)持参する
  ・アンケートの回収を10月下旬までに進め、その上で11月13日の夕
  方7時より,教育プラザ富樫にて第6回(予定では最終)準備会を開催
  ・いよいよ参加団体によるリレーションシップの立ち上げへ
以上話し合いました。
 これまで、石川からは「子ども夢フォーラム」「子どものけんりCAPいしかわ」「発達障害者支援センター:パース」「おーぷんはうす」「やすらぎの会」そして「みちくさの会」。お隣富山からは、明橋先生が代表をつとめておいでます『NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと」「とやま非行と向き合う親たちの会(チューリップの会)」の8団体が参加を表明。
 ・定期的な会合による参加団体の交流
 ・年一回程度の大きな集会
 ・参加団体・組織の紹介冊子の作成と配布 
などが、「お誘い文」には書かれています。
 互いに学び合うことで,互いに知り合うことで、悩んでいる親の人達をより支援出来るのではないか。まずは私たちがつながり合い(リレーション)、そして親と子がつながり合う(リレーション)・・多くの人達がつながり合う(リレーション)・・そんな広がりをつくることができたら! と願うものです。是非参加下さい。

2010年7月20日火曜日

リレーションシップほくりく第四回準備会より

7月例会の後、第四回となります準備会を同じ会場で持ちました。今回は、子ども夢フォーラム、子どものけんりCAPいしかわ、おーぷんはうす、みちくさの会の4団体の参加でした。
・会の名称の原案としてちょうど開催されていたサッカーW杯にちなんで「マシプメレレほくりく」を提案したのですが、「乗り越えよう」という意味そのものに対する異論も続き、撤回しました。
・次回は、9月11日(土)午前10時から12時まで 同じ教育プラザ富樫で
・北陸各地で活動されている子どもに関わる多くの団体(官民問わず)を一度持ち寄ろう
・各団体への呼びかけ文を検討&確認し、送付する
・その後、参加団体とともに、中身を検討していく
等決めました。

 後半は、子ども夢フォーラムの担当者の方から、チャイルドラインの取り組みを紹介していただきました。
 ・大人不信、教師不信、親不信など蔓延している子どもたち・・いつ事件を起こしてもおか しくない状況になっているのではないか
 ・様々の助成金の支援を受けながら、子どもに手渡す案内のカードや全国がつながることで 実現した月曜から土曜までほぼ毎日可能となった電話相談。
 ・子どもと関わりたくともどう関わっていいのか分からない・・という父親支援のための講 座の開催
 ・とにかく子どもの声に耳を傾けることが大切・・何か直接的に動いて欲しいわけではな  い・・とも
 
 学校ではチャイルドラインのカードを配布しますが、このようなお話をお聴きしていたら、配布の仕方も少し変わるのではないか・・そう思いました。

2010年6月13日日曜日

6月講演

6月の例会は、東京の心理分析士:長谷川泰三(やすぞう)氏の講演会でした。演題は『思春期における反抗の意味』。小さい頃は、たとえウンチをしても頑張ったねえ・・と赦される依存の時代。もちろんいつまでも依存だけで大人になるわけではない。親から突き放され始める・・それでも求める親の愛。自然界では親が子を「捨てる」。しかし人間は・・。それまで良い子だったはずのわが子が、突然『べつに!』『ウッセー』そして、『向こう行けえ!』・・このこと自体は、子どもの親離れ・・順調に反抗し始めた! それだけ親は子どもに愛されていたんだ・・・そう思えば良いこと。ご自身が荒れた経験をお持ちの長谷川先生は、何度も「心配より信頼を」と繰り返されました。『信頼とは、何もしないことではありません。見守ること。心で祈りながら手を出さずに見守ること、尻拭いをしてはいけません。失敗は成功のもとと言うけれど、失敗をさせてあげて欲しい。長い人生10年くらい・・最近の成人は28歳頃ではないでしょうか!』と。
 長谷川先生のお話は、11月20日(土)にお願いしています8周年記念講演会が、益々楽しみになってきました。ぜひお越しください。

 なお、7月の第96回例会は以下の日程で行う予定です。

  7月17日(土) 会場:教育プラザ富樫
    午後1時から4時・・交流会
       ・リレーションシップの関係で、いつもより30分早いです
    午後4時から6時・・リレーションシップ
       ・参加団体の交流です

リレーションシップほくりく

 6月12日(土)朝9時から一時間程でしたが、親支援のつながりをもっと広げようという主旨のもと、県内外の6団体が集りました。これまでの経緯をお話しした後、「11月に第一回の集いを持ちませんか?」 原案に、こう書きました。しかし、今回の「準備会」の中でいくつかの団体が会の抱えている課題、特徴を話してくださったのです。そしてハタと気づかされました。
 これまで、何か花火(集会)を打ち上げることが目的で、そのための「準備会」を重ねているのだ・・と考えてきました。しかし、このように、これまで互いに名前すら知らなかった団体が、親支援に・子ども支援に取り組んでいる。いや名前は知っていても、どういう活動かは分かっていない・・お互いの取り組みを知り合うこと・・そのこと自体が励みにもなり、示唆を与えてくださるものでもあり、悩みを抱えてきた親の方たちに安心して紹介し合えるものになる。これこそが「つながり合い=リレーションシップ」なのだ。そして、このような取り組みの一つの企画として「集い」がある・・と。
 当面「月一」の割合でそれぞれの会の代表者が集い、互いを紹介し合いながら、共通の課題を模索し、いつかパネルディスカッション形式で「集い」を持つことが出来ればと思います。
 短い時間でしたが、根本に関わる大切なことを教えて戴いた気がしました。次回は7月17日(土)の午後4時から6時を予定しています。

2010年6月2日水曜日

金沢市教育長との懇談

 6月1日(火)の朝、赤尾代表とともに、浅香金沢市教育長とお会いすることが出来ました。9時から15分程度だったかとは思いますが、有意義な時間になりました。教育長は、以前はいつもの例会の会場となっています教育プラザ富樫で勤務されていたとのことで、私たちの会の名前はご存知でした。みちくさの会の5周年記念講演会で、明橋先生がお話しされていたことも覚えておいでで、当時同じ職場の方だった方に(お忙しかった教育長さんに代わって)明橋先生の話を聞いてもらった・・とも、おっしゃっておいでましたし、つい先日も、教育委員の皆さん対象に、明橋先生が講演された・・とても良い内容で開催して良かった・・とも。
 みちくさの会も参加し、秋頃には子どもに関わる北陸各地の多くの団体の交流の場を準備していることもお伝えしますと、『行政としてできることもあれば、民間だからできることもある。地道な活動だけれど大切な活動と考える。ともに補いながら進めていきましょう! 今日はお話ができて良かった』と締めくくってくださいました。
 金沢市内の全ての中学校へ、今週末には今回の長谷川先生の講演会の案内が届く予定です。わが子の「荒れ」に悩む多くの保護者の方が参加されることを、心より願うものです。

2010年5月12日水曜日

6月の講演会

6月12日の講演会のことは、前回掲載しましたが、その時の演題が確定しました。
『思春期における反抗の意味』
講師をしてくださいます長谷川先生は、「親御さんが子どもたちの反抗の本当の意味を知っていただき、安心感を得ていただきたいと思う次第です。」と添えてメールしてくださいました。

  12日(土)午前10時から11時の講演 11時10分から12時質問
  会場は 教育プラザ富樫
    ※お時間が取れましたら是非参加してください。
    ※事前の申し込みは必要ありません。

2010年5月10日月曜日

4月例会

遅くなりましたが、4月例会の後第二回の準備会を開催しました。今回は県内の5つの団体が参加しての準備会となりましたが、あらためて各団体がつながり合うことの意味を確認し合うことができました。そして、この日の話し合いを通じて、これまで以上に具体的なイメージがつかめたように感じます。以下の内容を、各団体が持ち帰って検討することにしましたが、これまでより具体的に少し見え始めたように感じます。
 ・全体テーマをもとに各団体が参加するパネルディスカッション形式とする
 ・参加団体を基本に、紹介冊子を作成する
 ・次回は6月12日(土)午前9時から10時 会場は教育プラザ富樫
    ※都合により、19日から一週間早めました
なお、6月例会は東京の心理分析士:長谷川泰三氏による講演会です。下記の日程で開催します。ぜひお越しください。
 ・期日 6月12日(土)午前10時から12時
    ※いつもの第三土曜日とは違いますので、お間違えなさらないようにしてください。
 ・会場 教育プラザ富樫

2010年3月16日火曜日

2月例会

2月は、金沢少年鑑別所長:渡邉悟氏による講演会を持っていただきました。今年度二回目となる金沢市教育委員会主催(みちくさの会共催)による講演会です。演題は『少年事件に見る子どもたち』・・初めに鑑別所の位置づけ等を丁寧にお話しいただいた後、最近の子どもの特徴に関して、次のように語られました。
☆最近の子どもたちの様子
・表面的には「明るく人付き合いが良い」「活動的で目立ちたがり」「調子がよく集団の雰囲気に乗りやすい」
・しかし、その一方で、「内面的には自信がない」「他者に対して信頼感を持てない」「何か満たされない」「自分の評価に敏感」
・目立ちすぎず、仲間はずれにされない
☆関係性の乏しさ
・ありのままの自分が認められ、受け入れられた体験が少ない
・そのため自分を「良し」と受け入れることができない
・自尊心を傷つけられ、自信をなくし、否定的な自己を形成している
☆指導のポイント
・肯定的な自己像を持たせる
・自分の問題に気付き、自分を変えたいという思いを持たせる
・「なぜヤッタのか?」ではなく、「どういう意味があるのか」を問う
・非行の具体的な影響を考えさせる

渡邉氏のお話は、家庭でも学校現場でも参考になるお話だったと思います。
続く質疑では、多くの参加者から鑑別所や保護司、学校など互いの連携の必要性も語られ、参加したみなさんにとって、実に有意義な2時間となったと思います。

この日の午後5時からは、同じ会場で、県内外で活動中の子どもを守る各団体の交流を目指す集い(仮称:リレーションシップほくりく)の準備会を持ちました。12月の講演会の講師・発達障害者支援センター所長:中島章雄さんや、金沢で永年活動しておいでる不登校の親の会『おーぷんはうす』の担当者の方も参加してくださり、それぞれの思いを出し合いました。当面、4月例会の後、第二回目となる準備会を持つことを決め散会しましたが、交流の必要性は確認出来た会になったと思います。

2010年1月26日火曜日

1月例会を終えて

ちょうど90回目の例会は、冒頭、今年の方針を決める総会を持ちました。主なものは・・
◎11月20日(土)にむかえる100回例会に合わせて8周年記念講演会を持つということ。講師は東京で心理分析士として活躍されている長谷川泰三氏にお願いする。
 氏のHPに書かれているプロフィールによれば、中学時代荒れて暴走族に・・事故って下半身が動かない状態に・・そして今、心理分析士に! どんなお話が聞けるのか、今から楽しみです。
◎もう一点は、「リレーションシップいしかわ(仮称)」とした県内を中心とする子どもを守る取り組みの交流の場を夏を目処に持とうというもの。
 昨年秋、千葉県東葛地区での、行政サイドの取り組みも含めた30に上る団体を紹介した冊子を知りました。悩んだ親はどこへどう相談に行けば良いのか分からず、藁をもすがる思いで迷うはず。もし、このような交流を通して、県内版又は北陸版の冊子を創ることができれば、すぐに分かるはず。また、交流を通して、参加各団体が互いに励まし合えたら・・そんな夢を描きます。

参加者は多くはなかったのですが、その後の例会の中で互いの抱負も交えて語り合いました。『家族で未来が見えなかったのに、借りた映画を見ようと部屋を真っ暗にしポップコーンとコーラを買って家族で見た・・そのとき幸せを感じた。』と話されたお母さん。まだまだ先は見えないと思うのですが、子どもさんに寄り添われているお母さんのお話が、最も心に残りました。

第三土曜日のプラザには、みちくさの会がある・・参加者の多い少ないではなく、参加された方々が安心して語り合える場を、今年も続けたい・・そう思いながら、例会を終えました。次回(2月20日)は、今年度二回目の市教委主催講演会と併せての例会となります。

2010年1月5日火曜日

今年度二回目の市教委主催講演会

12月に金沢市教委が主催される「みんなで考えよう家庭教育講座」で金沢にあります「発達障害者支援センター(パース)」の中島所長さんに講演していただいたばかりですが、2月20日の例会で、今年度二回目となります市教委主催(みちくさの会共催)講演会を、今一度開催していただくことになりました。
  講 師 金沢少年鑑別所長:渡邉悟氏 
  演 題 「最近の少年非行から見えること」 
  時 間 午後1時半から午後3時まで
  会 場 金沢教育プラザ富樫
  参加費 無料
    ※ただし、その後の交流会に参加される場合は、未会員500円(会員200円)

  ぜひお越しください。事前の申し込みは必要ありません。

2010年1月3日日曜日

みちくさの会について

 2002年6月29日。金沢の中心部にある教育会館で開催しました「あめあがりの会公開学習会in石川」が、私たちの会の発足の日です。当初は二ヶ月に一度の会でしたが、3回目となる10月以降は、第三土曜日の毎月開催となりました。そして今年、1月16日は90回目となる例会を迎え、11月例会は100回目となる予定です。1月例会での総会原案には、「8周年記念講演会を、この第100回例会と重ねて実施する」と提案するつもりです。
 ただわが子のことを語り合うだけの会です。発足当初、あるお父さんが次のように語られました。『この会は、話すだけで、聴いているだけで、聴いてもらうだけで、心が晴れる』と。例会会場にあるのは、説教ではなく、共感です。わが子が荒れたり、閉じこもってしまうと、誰もが我が身を責めてしまいます。苦しくなって尋ねて来られる「みちくさの会」。少しだけ心が軽くなり、わが子と向き合い直す・・「親が変われば子が変わる」「信じて待つ」は、私たちの会でいつも語られる言葉です。
 一人で悩まないで! もしよろしければ、第三土曜日の午後1時半より「金沢教育プラザ富樫」で例会を持っています。ぜひお越しください。

ブログをはじめました

まだこれからですがいろいろやってみたいと思います。

富山にも同じような会があります。連携しあってお互い頑張りましょう。

(テスト中です!!)