2010年10月22日金曜日

改めて感じた会の意味

 先週末の例会は、記念講演会を前にした99回目。この日、娘さんの「荒れた」状況に悩むあるお母さんが初めて参加されました。頬を伝う涙をハンカチで拭い続けるお母さんに、「私も子どものことで悩んだので辛さがよく分かるよ。辛いよね!」の声。ふたたび、溢れる涙。「返ってくる言葉は、今は汚くとも、必ず子どもの心には届いています。」「(子どもの思いとは矛盾する親の思いを伝えると)“親を裏切りたくないしなあ”という言葉を返すようになった息子。通過した分だけお互いが強くなれます。」・・体験者からの話が、続きました。この会に足を運ぶだけでも勇気が要ったはずです。東京の“あめあがりの会”を通して知った“みちくさ”だったそうですが、この日の一歩が、娘さんが元気を取り戻す最初の一歩のようにも感じました。
 「来月の記念講演会には、お父さんと一緒に参加します・・今日は来て良かった!」残してくださった言葉は、本当に嬉しいものでした。みちくさの会を続けてきて良かった!

 来月はいよいよ記念講演。会場は金沢市内中心部の石川県教育会館。東京からわざわざおこしいただく車椅子のカウンセラー:長谷川先生のお話は、ご自身の体験をもとにされた説得力のあるものです。是非参加してください。

2010年10月5日火曜日

8周年記念講演会

   11月20日(土)午後1時から8周年記念講演会
 11月20日の例会がちょうど100回目ということになり,8周年記念講演会と兼ねて東京の心理分析士:長谷川泰三先生にお話しいただくことになりました。昨日、金沢市教育委員会より正式に「後援」の認可が下りたことも知らせていただき、急いでチラシの印刷を進め始めまています。手づくりの作品ですが、必要とされている一人でも多くの皆さんの目に触れるよう,今週末から、早速、配布&掲示を進めようと思っています。
 今回の会場は、これまでの「教育プラザ富樫」ではなく「石川県教育会館:第一会議室」となります。この部屋は、私たちの会のまさにスタートとも言うべき「あめあがりの会公開学習会inいしかわ」と銘打った集いの会場ともなった部屋です。あの日は、前半、能重先生のコーディネートで親の立場,保護司などの皆さんに語っていただき、その後、三つの分散会も持ちました。本当に辛いだろうと思われる状況の中でも,しっかり子どもさんを受け止めておいでるお母さんのお話や,その日、涙ぐむばかりだったお母さんが、そののち、みちくさの会への参加を通して元気になられていったことなど、懐かしく思い出されます。今一度原点に立ち返るという意味でも、良い場所になったと思っています。
 演題は『思春期の意味』! 中学時代荒れに荒れたとおっしゃる長谷川先生だからこそ,お話の一言一言に納得できるものを感じました(6月の講演会にて)。今回は2時間に渡ってじっくりお聞きできます。ぜひ、お越し下さい。

  親と子のリレーションシップほくりく(仮称)
 先月の準備会(第5回)にて
  ・呼びかけ文の準備を進め、北陸3県でお届け出来る各団体へお誘いの文
  章を(可能な限り)持参する
  ・アンケートの回収を10月下旬までに進め、その上で11月13日の夕
  方7時より,教育プラザ富樫にて第6回(予定では最終)準備会を開催
  ・いよいよ参加団体によるリレーションシップの立ち上げへ
以上話し合いました。
 これまで、石川からは「子ども夢フォーラム」「子どものけんりCAPいしかわ」「発達障害者支援センター:パース」「おーぷんはうす」「やすらぎの会」そして「みちくさの会」。お隣富山からは、明橋先生が代表をつとめておいでます『NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと」「とやま非行と向き合う親たちの会(チューリップの会)」の8団体が参加を表明。
 ・定期的な会合による参加団体の交流
 ・年一回程度の大きな集会
 ・参加団体・組織の紹介冊子の作成と配布 
などが、「お誘い文」には書かれています。
 互いに学び合うことで,互いに知り合うことで、悩んでいる親の人達をより支援出来るのではないか。まずは私たちがつながり合い(リレーション)、そして親と子がつながり合う(リレーション)・・多くの人達がつながり合う(リレーション)・・そんな広がりをつくることができたら! と願うものです。是非参加下さい。